R.I.P.ラッキー・ピーターソン(1964年12月13日〜2020年5月17日)
2020年5月18日 音楽 わー、ブルース・マンのラッキー・ピータソンが55歳でお亡くなりになった。ニューヨーク州バッファローの生まれで、お父さんはThe Governor’s Innとうナイト・クラブを経営してた。ちょこんとハモンド・オルガンの前に座る写真がカヴァーに使われた『Our Future: 5 Year Old Lucky Peterson』(Today,1971)でデヴュー。高校は地元の芸術高校に通い、フレンチ・ホルンなども吹いたらしい。シカゴのアリゲイター・レーベルを経て、1990年代に入るとフランスのポリグラムが彼のプロダクツ群を送り出したこともあり、欧州でも広く活動。21世紀に入るとフランスのドリフュス・ジャズや英国のJSPなどからアルバムをリリース。だが、なにもないときはテキサス州ダラスでに住んでおり、家で病気に伏せっていたところ、危篤で病院に運ばれたという。オルガンもギターもいけて、いい塩梅で歌った人。オールマイティ型の、いろんな勘所を持つ現代ブルース・マンだった。ぼくがパリで見たとき(2016年4月10日)は電気ピアノを弾きながらゴスペル崩しの美味しいパフォーマンスを、彼は見せてくれた。昨年の芸能生活50周年を祝う『50: Just Warming Up!』(Jazz Village,2019 )はもう充実好盤で、いい音楽人生だったと思われるのは何よりだ。
▶︎過去の、ラッキー・ピーターソン
https://43142.diarynote.jp/201604190912403018/
なお、訃報を見逃していた人に2人触れておく。1人は1972年生まれの英国人ラッパーのタイ(2003年9月26日)。コロナ・ウィルスの治療を受けていて、5月7日に47後で歳でなくなった。
また、20歳ごろからニューヨークのシーンで活動してきた、左利き用のストラトキャスターを逆さに構えたヘンドリックス耽溺ギタリストのロニー・ドレイトン(1953年5月19日〜2020年2月7日)の逝去の報を見逃したのは痛恨の極み。エドウィン・バードソン、ロイ・エアーズ、菊地雅章、ビル・ラズウェルのマテリアル、ノーナ・ヘンドリックス、デイヴィッド・シルヴィアン、坂本龍一、ディーファンク、カシーフ、フォンジー・ソーントン、ジャマラディーン・タクーマ、ミシェル・ンデゲオチェロ、ザ・ファミリー・スタンド、24−7スパイズ、アンジェリーク・キジョー、アリシア・キーズ、などなど。リーダー作はなし。だが、はみ出したギター演奏は不滅だ。なお、彼は息子ドノヴァンが殺人罪で投獄されてしまい、2010年前後の5年間にわたり無罪を主張。戦いのすえ、釈放を勝ち得た。その際、リヴィング・カラーら所縁のミュージシャンたちが資金援助の活動をした。
▶︎過去の、タイ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-9.htm トニー・アレン
▶︎過去の、ラッキー・ピーターソン
https://43142.diarynote.jp/201604190912403018/
なお、訃報を見逃していた人に2人触れておく。1人は1972年生まれの英国人ラッパーのタイ(2003年9月26日)。コロナ・ウィルスの治療を受けていて、5月7日に47後で歳でなくなった。
また、20歳ごろからニューヨークのシーンで活動してきた、左利き用のストラトキャスターを逆さに構えたヘンドリックス耽溺ギタリストのロニー・ドレイトン(1953年5月19日〜2020年2月7日)の逝去の報を見逃したのは痛恨の極み。エドウィン・バードソン、ロイ・エアーズ、菊地雅章、ビル・ラズウェルのマテリアル、ノーナ・ヘンドリックス、デイヴィッド・シルヴィアン、坂本龍一、ディーファンク、カシーフ、フォンジー・ソーントン、ジャマラディーン・タクーマ、ミシェル・ンデゲオチェロ、ザ・ファミリー・スタンド、24−7スパイズ、アンジェリーク・キジョー、アリシア・キーズ、などなど。リーダー作はなし。だが、はみ出したギター演奏は不滅だ。なお、彼は息子ドノヴァンが殺人罪で投獄されてしまい、2010年前後の5年間にわたり無罪を主張。戦いのすえ、釈放を勝ち得た。その際、リヴィング・カラーら所縁のミュージシャンたちが資金援助の活動をした。
▶︎過去の、タイ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-9.htm トニー・アレン
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