おぉルイス・コール、10年近く組んでいる自己ユニットのノウワー(2018年5月27日)に続いて、今年2度目の来日じゃあないか。タイのフェスに出たあと訪日したようだが、もともとカリフォルニアンだし、余計に今の東京は寒さを感じるだろうなー。彼の3作目となるソロ新作『タイム』(Brainfeeder)はぼくにとっては、年間ベスト10枚に入る大好き盤。キャッチーでワクワク感を持つ的をえたエレクトロ・サウンドが実に適切だし(音を詰め込まず、ちゃんと空きをのこしているのが素晴らしい)、ポップなメロディや歌の入り方も気持ち良い。で、センスいいなあ、なぜか今があるあるなあと痛感させられてしまうのだ。
渋谷・THE GAMEで、22時からのギグ。明日の正規公演が売り切れになったため、その短縮版が急遽組まれた。
ソロによるパフォーマンス。プリセットの音を流しつつ、そこにキーボードで音を加えたり、ドラムを叩いたり。達者な指使いによるキーボード音は上乗せ音やベース音を取り込んでループさせる場合もあり、その際本人はマイクを持って歌ったりもする。『タイム』はすべて歌モノで占められていたが、こちらはインスト曲や長いインスト部(ドラムを叩く場合はそうなりますね)も用意される。
彼がファニーな仕草やダンスをときに見せるのは、ノウワー公演と一緒。そういえば、彼はサウンドを流しつつ、シートを手に持ちつリーディングをしたりもした。それは彼が少しズレていると思わせるものではあるのだが、そこもラヴリーさや不思議な才気を倍加させる。そんな彼のポップ・ミュージック/行為にあふれているのは、音楽がもたらす歓び享受の謳歌であり、愛らしい変テコを愛でるしなやかなこだわり也。
ちょうど60分の本編と、アンコール。そして、ステージを去る際、彼は80年代中期のスクリッティ・ポリッティ(2006年8月12日、2017年11月5日)を思い出させる“満たされメロディ”、その妙味を簡素化したようなキーボードのフレイズをシークエンスさせ、流す。らしくも、いい感じ。
▶︎過去の、ルイス・コール
https://43142.diarynote.jp/201805280520127056/
▶︎過去の、スクリッティ・ポリッティ
http://43142.diarynote.jp/200608141735120000/
https://43142.diarynote.jp/201711061122275253/
<今日の、ドラマー>
ルイス・コールが叩いていたドラムはTAMAであったようだが、それはこのライヴ・ハウスに置いてあるものか。でも、ヌケのいい音が出ていたな。そういうことを認めると、今はあまりやらないのかもしれないが、彼がドラマーとしてガチ参加するセッションも見てみたい。なお、彼が影響受けたドラマーとして名を現在オフィシャルに出しているのは、トニー・ウィリアムズ(参照:https://43142.diarynote.jp/200812281442184528/ )、ジャック・ディジョネット(2001年4月30日、2003年8月23日、2007年5月8日、2014年5月22日、2015年9月5日)、ネイト・ウッド(2013年8月22日、2015年9月30日、2016年10月29日)、キース・カーロック(2010年2月19日)の4人。そんなコールが出たとされる南アルフォルニア大学ソーントン校音楽学部のジャズ科では、ピーター・アースキン(2012年6月21日、2013年6月26日、2014年12月14日、2016年3月9日、2017年5月10日)、ラッセル・フェランテ(2007年12月16日、2009年3月23日、2012年6月21日、2014年1月15日、2014年12月14日、2016年12月11日、2018年5月28日)、エドウィン・リヴィングストン(2014年12月14日)らが教えていますね。
▶過去の、ジャック・ディジョネット
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-4.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-8.htm
http://43142.diarynote.jp/200705181807060000/
http://43142.diarynote.jp/201405231458349566/
http://43142.diarynote.jp/201509211331298145/
▶︎過去の、ネイト・ウッド
http://43142.diarynote.jp/201308251333326263/
http://43142.diarynote.jp/201510021221454336/
http://43142.diarynote.jp/201610311234024646/
▶過去の、キース・カーロック
http://43142.diarynote.jp/201002211122268480/
▶過去の、ラッセル・フェランテ
http://43142.diarynote.jp/200712171350530000/
http://43142.diarynote.jp/200903260425159549/
http://43142.diarynote.jp/?day=20120621
http://43142.diarynote.jp/201401171005571275/
http://43142.diarynote.jp/201412281017371613/
http://43142.diarynote.jp/201612171245154424/
https://43142.diarynote.jp/201805290906425481/
▶過去の、ピーター・アースキン
http://43142.diarynote.jp/201207031311348277/
http://43142.diarynote.jp/201306271617516710/
http://43142.diarynote.jp/201412281017371613/
http://43142.diarynote.jp/201603111218495183/
https://43142.diarynote.jp/201705100944346055/
▶︎過去の、エドウィン・リヴィングストン
https://43142.diarynote.jp/201412281017371613/
渋谷・THE GAMEで、22時からのギグ。明日の正規公演が売り切れになったため、その短縮版が急遽組まれた。
ソロによるパフォーマンス。プリセットの音を流しつつ、そこにキーボードで音を加えたり、ドラムを叩いたり。達者な指使いによるキーボード音は上乗せ音やベース音を取り込んでループさせる場合もあり、その際本人はマイクを持って歌ったりもする。『タイム』はすべて歌モノで占められていたが、こちらはインスト曲や長いインスト部(ドラムを叩く場合はそうなりますね)も用意される。
彼がファニーな仕草やダンスをときに見せるのは、ノウワー公演と一緒。そういえば、彼はサウンドを流しつつ、シートを手に持ちつリーディングをしたりもした。それは彼が少しズレていると思わせるものではあるのだが、そこもラヴリーさや不思議な才気を倍加させる。そんな彼のポップ・ミュージック/行為にあふれているのは、音楽がもたらす歓び享受の謳歌であり、愛らしい変テコを愛でるしなやかなこだわり也。
ちょうど60分の本編と、アンコール。そして、ステージを去る際、彼は80年代中期のスクリッティ・ポリッティ(2006年8月12日、2017年11月5日)を思い出させる“満たされメロディ”、その妙味を簡素化したようなキーボードのフレイズをシークエンスさせ、流す。らしくも、いい感じ。
▶︎過去の、ルイス・コール
https://43142.diarynote.jp/201805280520127056/
▶︎過去の、スクリッティ・ポリッティ
http://43142.diarynote.jp/200608141735120000/
https://43142.diarynote.jp/201711061122275253/
<今日の、ドラマー>
ルイス・コールが叩いていたドラムはTAMAであったようだが、それはこのライヴ・ハウスに置いてあるものか。でも、ヌケのいい音が出ていたな。そういうことを認めると、今はあまりやらないのかもしれないが、彼がドラマーとしてガチ参加するセッションも見てみたい。なお、彼が影響受けたドラマーとして名を現在オフィシャルに出しているのは、トニー・ウィリアムズ(参照:https://43142.diarynote.jp/200812281442184528/ )、ジャック・ディジョネット(2001年4月30日、2003年8月23日、2007年5月8日、2014年5月22日、2015年9月5日)、ネイト・ウッド(2013年8月22日、2015年9月30日、2016年10月29日)、キース・カーロック(2010年2月19日)の4人。そんなコールが出たとされる南アルフォルニア大学ソーントン校音楽学部のジャズ科では、ピーター・アースキン(2012年6月21日、2013年6月26日、2014年12月14日、2016年3月9日、2017年5月10日)、ラッセル・フェランテ(2007年12月16日、2009年3月23日、2012年6月21日、2014年1月15日、2014年12月14日、2016年12月11日、2018年5月28日)、エドウィン・リヴィングストン(2014年12月14日)らが教えていますね。
▶過去の、ジャック・ディジョネット
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-4.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-8.htm
http://43142.diarynote.jp/200705181807060000/
http://43142.diarynote.jp/201405231458349566/
http://43142.diarynote.jp/201509211331298145/
▶︎過去の、ネイト・ウッド
http://43142.diarynote.jp/201308251333326263/
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▶過去の、キース・カーロック
http://43142.diarynote.jp/201002211122268480/
▶過去の、ラッセル・フェランテ
http://43142.diarynote.jp/200712171350530000/
http://43142.diarynote.jp/200903260425159549/
http://43142.diarynote.jp/?day=20120621
http://43142.diarynote.jp/201401171005571275/
http://43142.diarynote.jp/201412281017371613/
http://43142.diarynote.jp/201612171245154424/
https://43142.diarynote.jp/201805290906425481/
▶過去の、ピーター・アースキン
http://43142.diarynote.jp/201207031311348277/
http://43142.diarynote.jp/201306271617516710/
http://43142.diarynote.jp/201412281017371613/
http://43142.diarynote.jp/201603111218495183/
https://43142.diarynote.jp/201705100944346055/
▶︎過去の、エドウィン・リヴィングストン
https://43142.diarynote.jp/201412281017371613/
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