映画「チャーチル ノルマンディーの決断」
2018年8月3日 音楽 京橋・テアトル試写室で、有名英国人を扱った2017年英国映画を見る。未見ではあるが同じくチャーチルを扱った2017年の英国映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」という作品も今年先に公開されてもいて、軍人あがり政治家で反植民地解放主義者だったチャーチル再考の機運が今あったりもするのだろうか。
首相をしていた第二次世界大戦中、ノルマンディー上陸作戦決行直前の96時間を題材に置く映画だ。欧州戦線米軍司令官で後に米国大統領にもなるアイゼンハワーに押し切られて気乗りしない作戦にあたらざるを得なくなったチャーチルの苦悩とその周りの人間模様を描かんとするもので、映像材料としてはとても地味。もう、脚本(1977年生まれのアレックス・フォン・チェンゼルマンによる。初長編映画脚本とか)と演技(主役は舞台俳優畑、1946年生まれのブライアン・コックス)に頼った作品という事も出来る? チャーチルと妻の間にあるパートナー機微、英国人と米国人の気質の差異なども表現軸に置きつつ、言葉の力を用いんとするチャーチルの政治家像を浮き上がらせようとする。けっこう凝った(いや、思わせぶりなとも言えよう)映像技法がとられているが、こういうネタの設定だとそうもなる? 分かりにくいとは感じた。ハンス・ジマー流れにいるらしいローン・バルフの音楽もものものしい。監督は、オーストラリア出身のジョナサン・テブリツキー。
そういえば、アイゼンハワーが米国大統領の任期を終了する1960年の最後の3日間を扱った「Three Days in January Dwight Eisenhower’s Final Mission」というノンフィクション本が2017年に、(反トランプの機運もあり?)話題になったことがあった。もちろん未読だけど、知り合いの米国人が持っていた。かつて軍人と政治家が同軸にあったことを伝えるこの映画に触れながら、望まなくても市井の人々の営みと戦争は切ってもきれないものであったのだとも痛感。でも、今ははたして?
<今日の、有楽町>
いつの間にか有効期限が切れていたパスポートを、炎天下のもと作りにいく。実は更新の頃合いかと半年前から思っていたが、どこにしまったか分からなくなってしまい、ひょんなことから見つけたもののやはり失効しておった。あ、戸籍謄本は必要であっても、現住所は運転免許証現物確認でOKで住民票はいらないのか。前回は新宿都庁で手続きしたが、より混んでいるのを認知しつつ有楽町の交通会館で行う。パスポートに載せるサインが世間なめていて、同様の書き方をしているクレジット・カードのそれとも微妙に違うからと、上司にうかがいを立てた窓口女性から書き直しをお願いされる。暑さでヤル気ぜろのため素直に応じ、名前をフツーに漢字4文字で書いてしまう。とはいえ、だいたい想定内の待たされ具合で申請を終了。そして、いい頃合いで試写場に着く。しかし、運転免許証の更新の際もそうだが、こういう場に行くと世にはいろんな人がいるなあと思わせられる。普段、電車に乗っていてもそんなに感じないのに、、、、。
首相をしていた第二次世界大戦中、ノルマンディー上陸作戦決行直前の96時間を題材に置く映画だ。欧州戦線米軍司令官で後に米国大統領にもなるアイゼンハワーに押し切られて気乗りしない作戦にあたらざるを得なくなったチャーチルの苦悩とその周りの人間模様を描かんとするもので、映像材料としてはとても地味。もう、脚本(1977年生まれのアレックス・フォン・チェンゼルマンによる。初長編映画脚本とか)と演技(主役は舞台俳優畑、1946年生まれのブライアン・コックス)に頼った作品という事も出来る? チャーチルと妻の間にあるパートナー機微、英国人と米国人の気質の差異なども表現軸に置きつつ、言葉の力を用いんとするチャーチルの政治家像を浮き上がらせようとする。けっこう凝った(いや、思わせぶりなとも言えよう)映像技法がとられているが、こういうネタの設定だとそうもなる? 分かりにくいとは感じた。ハンス・ジマー流れにいるらしいローン・バルフの音楽もものものしい。監督は、オーストラリア出身のジョナサン・テブリツキー。
そういえば、アイゼンハワーが米国大統領の任期を終了する1960年の最後の3日間を扱った「Three Days in January Dwight Eisenhower’s Final Mission」というノンフィクション本が2017年に、(反トランプの機運もあり?)話題になったことがあった。もちろん未読だけど、知り合いの米国人が持っていた。かつて軍人と政治家が同軸にあったことを伝えるこの映画に触れながら、望まなくても市井の人々の営みと戦争は切ってもきれないものであったのだとも痛感。でも、今ははたして?
<今日の、有楽町>
いつの間にか有効期限が切れていたパスポートを、炎天下のもと作りにいく。実は更新の頃合いかと半年前から思っていたが、どこにしまったか分からなくなってしまい、ひょんなことから見つけたもののやはり失効しておった。あ、戸籍謄本は必要であっても、現住所は運転免許証現物確認でOKで住民票はいらないのか。前回は新宿都庁で手続きしたが、より混んでいるのを認知しつつ有楽町の交通会館で行う。パスポートに載せるサインが世間なめていて、同様の書き方をしているクレジット・カードのそれとも微妙に違うからと、上司にうかがいを立てた窓口女性から書き直しをお願いされる。暑さでヤル気ぜろのため素直に応じ、名前をフツーに漢字4文字で書いてしまう。とはいえ、だいたい想定内の待たされ具合で申請を終了。そして、いい頃合いで試写場に着く。しかし、運転免許証の更新の際もそうだが、こういう場に行くと世にはいろんな人がいるなあと思わせられる。普段、電車に乗っていてもそんなに感じないのに、、、、。
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