うんわあ、超たのしかった。うっきうっき。南青山・ブルーノート東京、セカンド・ショウ。満場、観客の反応は熱し。本編最後とアンコール終了時には、自然発生的にスタンディング・オヴェイションとなった。
LA進行形ジャズのドラマーと現代ビート・ポップのクリエイターの両方を行くルイス・コールには、NYでジャズとポップの両刀で行くネイト・ウッド(2013年8月22日、2015年9月30日、2016年10月29日)のLA先鋭版というような印象をぼくは持っていた。大学ではちゃんとジャズを勉強したらしいルイスが2010年ごろから女性歌手のジェネヴィーヴ・アルターディと活動しているエレクトロ・ポップ・ユニットがノウワーで、スナーキー・パピー(2016年6月16日、2016年6月17日、2017年4月18日)の大傑作歌ものアルバム『ファミリー・ディナーVol.2』にも二人は参加もしている。のではあるが、まさかこれほど弾けてて、娯楽性に富むパフォーマンスを見せてくれるとは思わなかった。しかし、吹っ切れた歌をぐいぐい披露するアルターディの様に触れると、とてもマジにジャズ・ヴォーカルを大学で学んだ人とは思えない。←褒め言葉デス。
歌とドラムを担当する二人に加え、キーボード2人(ライ・ティスルスウェイト、ジェイコブ・マン)と電気ベース奏者(サム・ウィルクス)が入る形でパフォーマンス。サイドの3人もジャズをかじっている人であるのは間違いなく、鍵盤奏者たちはそれぞれにソロ・パートも持ち、腕が立つ。“そんな伴奏に乗り、弾けたキャラを振りまくアルターディが歌っていく”と書くとあまり興味を喚起しないような記載になってしまうのだが、その総体は見事に見る者に働きかけ、ドキドキを提供。彼女は少し色物っぽいところもあって、そういう意味ではテリー・ボジオ(2016年1月4日)が当時の奥さんと組んでいたミッシグ・パーソンズを想起できるかも。また、仕掛けの多いサウンドのもと、難しいラインを歌い切る女性シンガーがいるということで、ハイエイタス・カイヨーテ(2015年9月27日、2016年5月26日)を思い出す人もいた?
ルイス・コールの様も感慨深すぎ。骸骨柄の丸首の全身タイツのようなものにジーンズの短パンという姿を見ると……。で、アルターディと一緒にステージ中央に立って、変な振りで踊りもしちゃう。その際、サイド・マン3人がステージ横で立って見守っている様がほほえましい。ルイスは細身で身長もあり、パっと見たら真面目っぽいハンサム君のはずなのだが。。。。ドラム・キットはジャズ仕様といってもいいシンプルなものを用いていたが、彼は確かにしてタイトなビートを叩き出し、さらに1曲ではキーボードを弾きそれをループさせたものを流しつつ、歌ったりもした。
結論。最終的に、1980年代初頭のニュー・ウェイヴ期に活躍したアナベラ嬢を中央に置いたバウ・ワウ・ワウ(仕掛け人は、マルコム・マクラーレン。たしか、資生堂のTV-CFにも曲が使われたことがあったはず)の、今様達者LA版と説明したくなりました。
▶︎過去の、ネイト・ウッド
http://43142.diarynote.jp/201308251333326263/
http://43142.diarynote.jp/201510021221454336/
http://43142.diarynote.jp/201610311234024646/
▶︎過去の、スナーキー・パピー/マイケル・リーグ
http://43142.diarynote.jp/201606171730294884/
http://43142.diarynote.jp/201606201007017702/
http://43142.diarynote.jp/201704200801169451/
▶︎過去の、テリー・ボジオ
http://43142.diarynote.jp/201601050914043127/
▶過去の、ハイエイタス・カイヨーテ
http://43142.diarynote.jp/201510021129591335/
http://43142.diarynote.jp/201606061404591475/
<今日の、ニコっ>
ブルーノート東京近くの横断歩道をわたっていたら、若い女性から呼び止められる。そして、落としましたよと、封筒を手渡される。あ、それブルーノートの広報誌に書いた原稿料の請求書が入った封筒で、ジャケットのポケットに無造作に入れていた。本当に、ありがとう。そしたら、その心も容姿もきれいなおねいさんもブルーノートに来たよう。これからも、“拾う神”に恵まれまれますように。
LA進行形ジャズのドラマーと現代ビート・ポップのクリエイターの両方を行くルイス・コールには、NYでジャズとポップの両刀で行くネイト・ウッド(2013年8月22日、2015年9月30日、2016年10月29日)のLA先鋭版というような印象をぼくは持っていた。大学ではちゃんとジャズを勉強したらしいルイスが2010年ごろから女性歌手のジェネヴィーヴ・アルターディと活動しているエレクトロ・ポップ・ユニットがノウワーで、スナーキー・パピー(2016年6月16日、2016年6月17日、2017年4月18日)の大傑作歌ものアルバム『ファミリー・ディナーVol.2』にも二人は参加もしている。のではあるが、まさかこれほど弾けてて、娯楽性に富むパフォーマンスを見せてくれるとは思わなかった。しかし、吹っ切れた歌をぐいぐい披露するアルターディの様に触れると、とてもマジにジャズ・ヴォーカルを大学で学んだ人とは思えない。←褒め言葉デス。
歌とドラムを担当する二人に加え、キーボード2人(ライ・ティスルスウェイト、ジェイコブ・マン)と電気ベース奏者(サム・ウィルクス)が入る形でパフォーマンス。サイドの3人もジャズをかじっている人であるのは間違いなく、鍵盤奏者たちはそれぞれにソロ・パートも持ち、腕が立つ。“そんな伴奏に乗り、弾けたキャラを振りまくアルターディが歌っていく”と書くとあまり興味を喚起しないような記載になってしまうのだが、その総体は見事に見る者に働きかけ、ドキドキを提供。彼女は少し色物っぽいところもあって、そういう意味ではテリー・ボジオ(2016年1月4日)が当時の奥さんと組んでいたミッシグ・パーソンズを想起できるかも。また、仕掛けの多いサウンドのもと、難しいラインを歌い切る女性シンガーがいるということで、ハイエイタス・カイヨーテ(2015年9月27日、2016年5月26日)を思い出す人もいた?
ルイス・コールの様も感慨深すぎ。骸骨柄の丸首の全身タイツのようなものにジーンズの短パンという姿を見ると……。で、アルターディと一緒にステージ中央に立って、変な振りで踊りもしちゃう。その際、サイド・マン3人がステージ横で立って見守っている様がほほえましい。ルイスは細身で身長もあり、パっと見たら真面目っぽいハンサム君のはずなのだが。。。。ドラム・キットはジャズ仕様といってもいいシンプルなものを用いていたが、彼は確かにしてタイトなビートを叩き出し、さらに1曲ではキーボードを弾きそれをループさせたものを流しつつ、歌ったりもした。
結論。最終的に、1980年代初頭のニュー・ウェイヴ期に活躍したアナベラ嬢を中央に置いたバウ・ワウ・ワウ(仕掛け人は、マルコム・マクラーレン。たしか、資生堂のTV-CFにも曲が使われたことがあったはず)の、今様達者LA版と説明したくなりました。
▶︎過去の、ネイト・ウッド
http://43142.diarynote.jp/201308251333326263/
http://43142.diarynote.jp/201510021221454336/
http://43142.diarynote.jp/201610311234024646/
▶︎過去の、スナーキー・パピー/マイケル・リーグ
http://43142.diarynote.jp/201606171730294884/
http://43142.diarynote.jp/201606201007017702/
http://43142.diarynote.jp/201704200801169451/
▶︎過去の、テリー・ボジオ
http://43142.diarynote.jp/201601050914043127/
▶過去の、ハイエイタス・カイヨーテ
http://43142.diarynote.jp/201510021129591335/
http://43142.diarynote.jp/201606061404591475/
<今日の、ニコっ>
ブルーノート東京近くの横断歩道をわたっていたら、若い女性から呼び止められる。そして、落としましたよと、封筒を手渡される。あ、それブルーノートの広報誌に書いた原稿料の請求書が入った封筒で、ジャケットのポケットに無造作に入れていた。本当に、ありがとう。そしたら、その心も容姿もきれいなおねいさんもブルーノートに来たよう。これからも、“拾う神”に恵まれまれますように。
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