レイ・パーカーJr. & レイディオ
2018年3月28日 音楽 レイ・パーカーJr.(2005年3月8日、2011年5月17日、2012年9月8日)はジョー・サンプル(2005年3月8日、2009年11月5日、2011年5月17日、2012年9月8日)絡み公演とともに、自己バンドの来日公演も何度か持っているはずだが、ぼくはそれについては今回初めて見るのだな。キャリアは長いが、若いころに成功を収めていたのでまだ64歳。まあ、ヒット曲も書いていて印税はいまだ入ってくるであろうし、悠々自適だろうな。なお、レイディオは彼がセッション・ギタリストとして名をあげたあと、その余勢をかって(?)1970年代後期に組んだグループだ。
六本木・ビルボードライブ東京、セカンド・ショウ。8人組バンドとして登場、そしたら有名人がいろいろいて、パーカーJr.はなるほど実力者と思わされたか。
もう一人のギタリストは1970年代後期から長年ウェスト・コーストのスタジオ界のファースト・コールを務めるポール・ジャクソンJr.。リーダーとしてもいろいろアルバムを出している(ブルーノートからも3作品)彼だが、Jr.がつく“刻み”が得意な二大米国人ギタリストが揃い踏みだあ! さすがにパーカーJr.もショウの頭で“スペシャル・ゲスト”と言って彼を紹介する。で、ちょい刻み合戦も披露しました。キーボードのケヴィン・トニーもかつてザ・ブラックバーズにいて、リーダー作をいろいろ出している人だ。また、電気ベースの“レディ”・フレディ・ワシントンやドラムのドネル・スペンサー Jr.も名のあるセッション・マン。女性シンガーのドミニク・トニーはケヴィン・トニーの娘だそうで、2015年にパーカーJr.関与のリーダー作を出している。そして、シンガー/打楽器のアーネル・カーマイケルはパーカーJr.と同じデトロイト・ネイティヴでレイディオの初期から関与していた人。パーカーJr.より年長なはずだが、パっと見はそうは見えなかった。アルト・サックス/フルート/キーボードのチャールズ・グリーンについては、ぼくはどういうキャリアの人か知らない。
そんな面々が笑顔で送り出す(きっちり重なるリズム・セクションはうれしそうにコーラスもつけていた)のは、総花的なブラック・ポップ・ミュージック。ジャクソンJr.という名手が後に控えているためもあり、パーカー・Jr.はまずリード・シンガーとして中央に立ち、ときにギターを持たないときもある。1曲ではソウル・スターばりにマイクを持って下に降り、客席を回りながら歌う。観客に熱烈に(コアラのように)抱きつかれておったな。紅一点ドミニク・トニーがフィーチャーされて歌ったのは、ルーファス(2003年10月10日、2008年6月5日、2008年11月10日、2010年1月20日、2011年6月22日、2012年1月10日、2014年9月6日、2014年9月10日、2016年5月20日)の1974年曲「ユー・ガット・ザ・ラヴ」(カーンとパーカーJr.の共作曲)。また、ジャクソンJr.も1曲主役で、自作のスムース・ジャズ曲を披露。その際、パーカーJr.は座って、その様を見守る。一方、彼はアコースティック・ギターを待ち一人演奏、その2曲はともマイケル・ジャクソン絡みの曲だった。
アンコールは、全米1位曲「ゴーストバスターズ」。イントロで、ブルース調の苔の生えたような奏法をちらり繰り出すが、パーカーJr.はやろうと思えば、ブラック・ミュージックのパターンをいろいろ弾けちゃうんだろうな。その際、映画のゴーストバスターズの姿に扮する日本人4人が出てきてステージに上がる。それにはメンバーも盛り上がり、いろいろ記念写真的に自撮りしまくり。それ、関連のSNSにアップされるか。なんだかんだ、90分の尺を持つショウだった。
▶︎過去の、レイ・パーカーJr.
http://43142.diarynote.jp/200503120546520000/
http://43142.diarynote.jp/201105181052427410/
http://43142.diarynote.jp/201209191209186663/ ジョー・サンプル&ザ・クリオール・ジョー・バンド
▶︎過去の、ジョー・サンプル
http://43142.diarynote.jp/200503120546520000/
http://43142.diarynote.jp/200911071134384805/
http://43142.diarynote.jp/201105181052427410/
http://43142.diarynote.jp/201209191209186663/
▶︎過去の、ルーファス/チャカ・カーン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-10.htm
http://43142.diarynote.jp/200806121525370000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20081110
http://43142.diarynote.jp/201001211346277187/
http://43142.diarynote.jp/?day=20110622
http://43142.diarynote.jp/201201131546344144/
http://43142.diarynote.jp/201409100929108025/
http://43142.diarynote.jp/201409111424501752/
http://43142.diarynote.jp/201605240832424514/
<今日の、桜情報>
ミッドタウン脇の坂道って、あんなに桜が咲く道であったのか。今日初めて知る。ピンク色のライティングは少し品がないが、人が集まるのはよく分かる。パーカーJr.もその道にかかる歩道橋に立つ自分を中心に360度風景を舐めた映像をトゥイッターにあげている。なお、今年限定でいうなら、東京の桜の穴場的絶景ポイントは世田谷区池尻4丁目の目黒川を埋めたてたせせらぎ緑歩道(246を挟む目黒区側は、桜名所として超知られますね)、この秋に移転営業開始となる東邦病院医療センターの前。そこに咲く桜には強力なライトが夜中でも当てられているのだが、それを見上げるのではなく、人工の小川を覗き込むと。。。。水面に映る光を浴びた桜がガラス越しに下に延々と広がるように見え、その見え方がなんとも神秘的にして、息を飲ませる。吸い込まれそうになる。あえて言えば、広大な鍾乳洞とかダイビングで得る感興と繋がる? 来年は病室があるので夜のライト投射はなくなると思われ、その暗くなってからの絶景はおそらく今シーズン限り。その深淵な水面下に広がる桜地下空間、とにもかくにも凄すぎます。
六本木・ビルボードライブ東京、セカンド・ショウ。8人組バンドとして登場、そしたら有名人がいろいろいて、パーカーJr.はなるほど実力者と思わされたか。
もう一人のギタリストは1970年代後期から長年ウェスト・コーストのスタジオ界のファースト・コールを務めるポール・ジャクソンJr.。リーダーとしてもいろいろアルバムを出している(ブルーノートからも3作品)彼だが、Jr.がつく“刻み”が得意な二大米国人ギタリストが揃い踏みだあ! さすがにパーカーJr.もショウの頭で“スペシャル・ゲスト”と言って彼を紹介する。で、ちょい刻み合戦も披露しました。キーボードのケヴィン・トニーもかつてザ・ブラックバーズにいて、リーダー作をいろいろ出している人だ。また、電気ベースの“レディ”・フレディ・ワシントンやドラムのドネル・スペンサー Jr.も名のあるセッション・マン。女性シンガーのドミニク・トニーはケヴィン・トニーの娘だそうで、2015年にパーカーJr.関与のリーダー作を出している。そして、シンガー/打楽器のアーネル・カーマイケルはパーカーJr.と同じデトロイト・ネイティヴでレイディオの初期から関与していた人。パーカーJr.より年長なはずだが、パっと見はそうは見えなかった。アルト・サックス/フルート/キーボードのチャールズ・グリーンについては、ぼくはどういうキャリアの人か知らない。
そんな面々が笑顔で送り出す(きっちり重なるリズム・セクションはうれしそうにコーラスもつけていた)のは、総花的なブラック・ポップ・ミュージック。ジャクソンJr.という名手が後に控えているためもあり、パーカー・Jr.はまずリード・シンガーとして中央に立ち、ときにギターを持たないときもある。1曲ではソウル・スターばりにマイクを持って下に降り、客席を回りながら歌う。観客に熱烈に(コアラのように)抱きつかれておったな。紅一点ドミニク・トニーがフィーチャーされて歌ったのは、ルーファス(2003年10月10日、2008年6月5日、2008年11月10日、2010年1月20日、2011年6月22日、2012年1月10日、2014年9月6日、2014年9月10日、2016年5月20日)の1974年曲「ユー・ガット・ザ・ラヴ」(カーンとパーカーJr.の共作曲)。また、ジャクソンJr.も1曲主役で、自作のスムース・ジャズ曲を披露。その際、パーカーJr.は座って、その様を見守る。一方、彼はアコースティック・ギターを待ち一人演奏、その2曲はともマイケル・ジャクソン絡みの曲だった。
アンコールは、全米1位曲「ゴーストバスターズ」。イントロで、ブルース調の苔の生えたような奏法をちらり繰り出すが、パーカーJr.はやろうと思えば、ブラック・ミュージックのパターンをいろいろ弾けちゃうんだろうな。その際、映画のゴーストバスターズの姿に扮する日本人4人が出てきてステージに上がる。それにはメンバーも盛り上がり、いろいろ記念写真的に自撮りしまくり。それ、関連のSNSにアップされるか。なんだかんだ、90分の尺を持つショウだった。
▶︎過去の、レイ・パーカーJr.
http://43142.diarynote.jp/200503120546520000/
http://43142.diarynote.jp/201105181052427410/
http://43142.diarynote.jp/201209191209186663/ ジョー・サンプル&ザ・クリオール・ジョー・バンド
▶︎過去の、ジョー・サンプル
http://43142.diarynote.jp/200503120546520000/
http://43142.diarynote.jp/200911071134384805/
http://43142.diarynote.jp/201105181052427410/
http://43142.diarynote.jp/201209191209186663/
▶︎過去の、ルーファス/チャカ・カーン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-10.htm
http://43142.diarynote.jp/200806121525370000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20081110
http://43142.diarynote.jp/201001211346277187/
http://43142.diarynote.jp/?day=20110622
http://43142.diarynote.jp/201201131546344144/
http://43142.diarynote.jp/201409100929108025/
http://43142.diarynote.jp/201409111424501752/
http://43142.diarynote.jp/201605240832424514/
<今日の、桜情報>
ミッドタウン脇の坂道って、あんなに桜が咲く道であったのか。今日初めて知る。ピンク色のライティングは少し品がないが、人が集まるのはよく分かる。パーカーJr.もその道にかかる歩道橋に立つ自分を中心に360度風景を舐めた映像をトゥイッターにあげている。なお、今年限定でいうなら、東京の桜の穴場的絶景ポイントは世田谷区池尻4丁目の目黒川を埋めたてたせせらぎ緑歩道(246を挟む目黒区側は、桜名所として超知られますね)、この秋に移転営業開始となる東邦病院医療センターの前。そこに咲く桜には強力なライトが夜中でも当てられているのだが、それを見上げるのではなく、人工の小川を覗き込むと。。。。水面に映る光を浴びた桜がガラス越しに下に延々と広がるように見え、その見え方がなんとも神秘的にして、息を飲ませる。吸い込まれそうになる。あえて言えば、広大な鍾乳洞とかダイビングで得る感興と繋がる? 来年は病室があるので夜のライト投射はなくなると思われ、その暗くなってからの絶景はおそらく今シーズン限り。その深淵な水面下に広がる桜地下空間、とにもかくにも凄すぎます。
コメント