ママズ・ガン。ハンナ・ウィルアムズ&ジ・アファーメイションズ
2018年2月1日 音楽 英国人ソウル愛好の先にある形をそれぞれに表現する二人を続けざまに見る。フロントに立つ者、およびバンド構成員は皆白人で、アフリカ系やジャマイカ系の人はおらず。
まず、六本木・ビルボードライブ東京で、アンディ・プラッツ率いるママズ・ガン(2010年1月29日、2011年8月3日)を見る。その新作『ゴールデン・デイズ』は彼ら最高傑作と言えるできを示していて、とってもメロウでメロディックで、サウンドもアナログに録られていて、これは出色のブルー・アイド・ソウル・アルバムだと思わされる。オープナーなんて、ホール&オーツ(2005年3月21日、2011年2月28日)の一世一代のフィリー・ソウル味活用名曲「シーズ・ゴーン」の」域に達しようかというものだもの。
曲によってはエレクトリック・ギターを手にして歌うプラッツに加え、キーボード、ギター、ベース、ドラムという面々が演奏。皆んな仲が良さそうだな。新作からの曲だけでなく、旧アルバムの曲もやったが、秀でたソングライティングがまずありきの存在であることを再確認。彼、ジャニーズの担い手にも曲を提供していたりもするんだよね。
前日にプラッツにはインタヴューしたが、とにかく誠実な人で、それはアジアの血が入り、父親の仕事の都合でいろいろな所に住んだことは関係ありそう。話の一つ一つがちゃんとしていることには、なかなか感心。今後はと聞くときっちりとヴィジョンを語るとともに、最後にとにかくやりつづけることと答える。なんか、ホロっときた。初期にいた格好いい豪州出身ベーシストは、現在ジャズのトリオをやっているそう。
彼らアンコールの際は5人がステージ中央に並び、プラッツの弾くギターに合わせ、和気藹々と歌声を重ねる。そして、もう1曲は彼らが初来日公演の際にも披露したザ・ポインター・シスターズ/アラン・トゥーサン(2006年5月31日、2006年6月1日、2007年10月21日、2009年5月29日、2011年1月10日、2012年10月15日、2013年10月22日、2015年1月21日)の「イエス・ウィ・キャン」。出だしはワンダー(2005年11月3日、2010年8月8日、2012年3月5日)「迷信」調で、アレンジは大きくかえていた。
▶︎過去の、ママズ・ガン
http://43142.diarynote.jp/201001310218432625/
http://43142.diarynote.jp/201108101628235325/
▶過去の、ホール&オーツ/ジョン・オーツ
http://43142.diarynote.jp/200503240456350000/
http://43142.diarynote.jp/201103031015296753/
http://43142.diarynote.jp/201204091013123643/
▶過去の、アラン・トゥーサン
http://43142.diarynote.jp/200606071933120000/
http://43142.diarynote.jp/200606071936190000/
http://43142.diarynote.jp/200710221206190000/
http://43142.diarynote.jp/200906051614524790/
http://43142.diarynote.jp/201101111202336229/
http://43142.diarynote.jp/201210201217291727/
http://43142.diarynote.jp/201310241000242214/
http://43142.diarynote.jp/201501220923108418/
▶過去の、スティーヴィー・ワンダー
http://43142.diarynote.jp/200511130015240000/
http://43142.diarynote.jp/201008261618276388/
http://43142.diarynote.jp/201203062006429595/
次は、南青山・ブルーノート東京。ほんのちょいタクシーに乗っている間に雨がみぞれに変わっていてびっくり。こちらは在英ソウルフル歌手のハンナ・ウィリアムズの出演。こちらのサポートはキーボード、ベース、ドラム、女性バックグラウンド・シンガー、トロンボーン、バリトン・サックスというもの。鍵盤奏者がギターにスイッチしたアンコール最後の曲以外はギターレスでことに当たった。
ウィリアムスはなかなか太っていて赤毛に染めていて、気立てはよし。そして、剛毅に喉を絞る。ママズ・ガンと比べるとこちらはだいぶストレートなソウル愛好路線を取るわけだが、やはりUKぽさは出る。キーボードだけをバックに歌ったり、日本庭園のスピリュアリティを素材におく非ソウル調曲も披露し、それは作ったキーボードのジェイムズ・グラハムがリード・ヴォーカルをとった。
演奏時間の長さが出演者のやる気の大きさの尺度になり得るとは思わないが、本日見た二つのショウは90分少し欠けと90分強。そして、両者とも日本でパフォーマンスできる喜びを前面に出していて少し驚くとともに、本当にいい気分になれた。いやあ、二組とも本当に真心にあふれていたな。
<今年の、異変>
年が明けて氷点下の夜が続いたと思ったら、見事な降雪。夏の亜熱帯化なんか関係ねえと言わんとするかのように、この冬はなんか荒れている。まあ、東京だけでなく、世界各所から度を越した寒波のニュースは届けられているわけではあるが。自然には敵わないことを皆んな認知し、環境にやさしい暮らし方をみんな再度求めんとするべきではないかなあ。罰当たりなぼくだが、こういうとことはわりと優等生な考え方をする……。
そんな冬なので(?)、1月下旬に生まれて初めてインフルエンザにかかってしまった。A型。前にもこの欄で書いたことがあるが、ぼくは雑な人間なので風邪をひいても気にしない。いや、気にはするが、冬に風邪をひいてしまうのは当然のこととも思え、薬も摂らないし、医者に行ったことも当然ない。だが、今回条件が重なり診てもらったら、アウトと言われた(まじに、顔見知りの医者はにやりとそう言った)。えーん。まったり1週間静養、それはこのブログの掲載にもあらわれている? 実は医者に健康診断の結果を聞きに行かなかったから分からなかっただけで、過去もかかったことがあったのかもしれぬ。だとしたら、それを認知せず普通に外出し、菌をまいていたのかも。ひえっ。神よ、許されよ。
まず、六本木・ビルボードライブ東京で、アンディ・プラッツ率いるママズ・ガン(2010年1月29日、2011年8月3日)を見る。その新作『ゴールデン・デイズ』は彼ら最高傑作と言えるできを示していて、とってもメロウでメロディックで、サウンドもアナログに録られていて、これは出色のブルー・アイド・ソウル・アルバムだと思わされる。オープナーなんて、ホール&オーツ(2005年3月21日、2011年2月28日)の一世一代のフィリー・ソウル味活用名曲「シーズ・ゴーン」の」域に達しようかというものだもの。
曲によってはエレクトリック・ギターを手にして歌うプラッツに加え、キーボード、ギター、ベース、ドラムという面々が演奏。皆んな仲が良さそうだな。新作からの曲だけでなく、旧アルバムの曲もやったが、秀でたソングライティングがまずありきの存在であることを再確認。彼、ジャニーズの担い手にも曲を提供していたりもするんだよね。
前日にプラッツにはインタヴューしたが、とにかく誠実な人で、それはアジアの血が入り、父親の仕事の都合でいろいろな所に住んだことは関係ありそう。話の一つ一つがちゃんとしていることには、なかなか感心。今後はと聞くときっちりとヴィジョンを語るとともに、最後にとにかくやりつづけることと答える。なんか、ホロっときた。初期にいた格好いい豪州出身ベーシストは、現在ジャズのトリオをやっているそう。
彼らアンコールの際は5人がステージ中央に並び、プラッツの弾くギターに合わせ、和気藹々と歌声を重ねる。そして、もう1曲は彼らが初来日公演の際にも披露したザ・ポインター・シスターズ/アラン・トゥーサン(2006年5月31日、2006年6月1日、2007年10月21日、2009年5月29日、2011年1月10日、2012年10月15日、2013年10月22日、2015年1月21日)の「イエス・ウィ・キャン」。出だしはワンダー(2005年11月3日、2010年8月8日、2012年3月5日)「迷信」調で、アレンジは大きくかえていた。
▶︎過去の、ママズ・ガン
http://43142.diarynote.jp/201001310218432625/
http://43142.diarynote.jp/201108101628235325/
▶過去の、ホール&オーツ/ジョン・オーツ
http://43142.diarynote.jp/200503240456350000/
http://43142.diarynote.jp/201103031015296753/
http://43142.diarynote.jp/201204091013123643/
▶過去の、アラン・トゥーサン
http://43142.diarynote.jp/200606071933120000/
http://43142.diarynote.jp/200606071936190000/
http://43142.diarynote.jp/200710221206190000/
http://43142.diarynote.jp/200906051614524790/
http://43142.diarynote.jp/201101111202336229/
http://43142.diarynote.jp/201210201217291727/
http://43142.diarynote.jp/201310241000242214/
http://43142.diarynote.jp/201501220923108418/
▶過去の、スティーヴィー・ワンダー
http://43142.diarynote.jp/200511130015240000/
http://43142.diarynote.jp/201008261618276388/
http://43142.diarynote.jp/201203062006429595/
次は、南青山・ブルーノート東京。ほんのちょいタクシーに乗っている間に雨がみぞれに変わっていてびっくり。こちらは在英ソウルフル歌手のハンナ・ウィリアムズの出演。こちらのサポートはキーボード、ベース、ドラム、女性バックグラウンド・シンガー、トロンボーン、バリトン・サックスというもの。鍵盤奏者がギターにスイッチしたアンコール最後の曲以外はギターレスでことに当たった。
ウィリアムスはなかなか太っていて赤毛に染めていて、気立てはよし。そして、剛毅に喉を絞る。ママズ・ガンと比べるとこちらはだいぶストレートなソウル愛好路線を取るわけだが、やはりUKぽさは出る。キーボードだけをバックに歌ったり、日本庭園のスピリュアリティを素材におく非ソウル調曲も披露し、それは作ったキーボードのジェイムズ・グラハムがリード・ヴォーカルをとった。
演奏時間の長さが出演者のやる気の大きさの尺度になり得るとは思わないが、本日見た二つのショウは90分少し欠けと90分強。そして、両者とも日本でパフォーマンスできる喜びを前面に出していて少し驚くとともに、本当にいい気分になれた。いやあ、二組とも本当に真心にあふれていたな。
<今年の、異変>
年が明けて氷点下の夜が続いたと思ったら、見事な降雪。夏の亜熱帯化なんか関係ねえと言わんとするかのように、この冬はなんか荒れている。まあ、東京だけでなく、世界各所から度を越した寒波のニュースは届けられているわけではあるが。自然には敵わないことを皆んな認知し、環境にやさしい暮らし方をみんな再度求めんとするべきではないかなあ。罰当たりなぼくだが、こういうとことはわりと優等生な考え方をする……。
そんな冬なので(?)、1月下旬に生まれて初めてインフルエンザにかかってしまった。A型。前にもこの欄で書いたことがあるが、ぼくは雑な人間なので風邪をひいても気にしない。いや、気にはするが、冬に風邪をひいてしまうのは当然のこととも思え、薬も摂らないし、医者に行ったことも当然ない。だが、今回条件が重なり診てもらったら、アウトと言われた(まじに、顔見知りの医者はにやりとそう言った)。えーん。まったり1週間静養、それはこのブログの掲載にもあらわれている? 実は医者に健康診断の結果を聞きに行かなかったから分からなかっただけで、過去もかかったことがあったのかもしれぬ。だとしたら、それを認知せず普通に外出し、菌をまいていたのかも。ひえっ。神よ、許されよ。
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