在NYの大所帯アフロ・ビートのバンド(2004年9月19日、2005年1月21日、2015年4月26日)を南青山・ブルーノートで見る。ファースト・ショウ。新作『ホエア・ザ・ゴッズ・アー・イン・ピース』(Daptone)を出したばかりのタイムリーな来日であったが、12人いるなか、管の二人以外は顔ぶれに変化がないのには驚く。彼らは黒田卓也(2012年2月18日、2012年9月13日、2013年2月15日、2014年5月25日、2015年1月30日、2015年2月15日、2016年9月17日、2016年12月16日、2017年7月12日)の新作『ジグザガー』(コンコード、2016年)に1曲参加(フェラ・クティ曲のカヴァー「シンク・トゥワイス」)していたが、黒田は同じニューヨーク拠点のアフロ・ビート・バンドのアコヤ・アフロビートに参加していた。
陣容に大きな変化はないながら、そのパフォーマンスの内容には大きく驚いた。少なくても前回はインストゥメンタル中心でショウを勧めたはずだが、今回はずっと在籍するナイジェリア人の両親を持つ英国生れのアマヨがヴォーカリストとしてもう前面に出まくり。彼のナイジェリアン・イングリッシュが映える映える。イエイ。また、バリ・サックス奏者も1曲ラテンが入った彼らの2006曲「シェ・シェ・コレ」で堂々のリード・ヴォーカルを聞かせた。あまり余計なソロ披露もなしに、バンド全体でずんずん突き進む様にはもうにっこり。アマヨとバンド員とのコール&レスポンスも効いていた。
また、打楽器も過去叩いていたアマヨが今回はステージ中央に置いてあったヴァイブラフォンを歌わないときに叩いていたのにはびっくり。マレットは左右一本づつ持ちでの演奏であったが、そこそこ様になるとともにバンド演奏に確かに風を吹き込んでいて(それ、かつてのヴァイブ入りの渋さ知らズを想起させたか)、大アリ。アマヨは鍵盤打楽器を習っていたことがあったのか。どうして、今までは用いなかったのか?
とかなんとか、今まで見た彼らの実演のなかで一番グっときた。この晩のライヴ評はミュージック・マガジン誌から依頼されているのだが、そう思えるライヴだととっても書くのが楽だよなあ。
▶過去の、アンティバラス
http://43142.diarynote.jp/200410121003440000/
http://43142.diarynote.jp/200501222327330000/
http://43142.diarynote.jp/201504281048148918/
▶過去の、黒田卓也
http://43142.diarynote.jp/201202200901013744/
http://43142.diarynote.jp/201209191239346073/
http://43142.diarynote.jp/201302181044151204/
http://43142.diarynote.jp/201405271755563079/
http://43142.diarynote.jp/201501310942048841/
http://43142.diarynote.jp/201502170939564537/
http://43142.diarynote.jp/201609201835285184/
http://43142.diarynote.jp/201612181010384754/
http://43142.diarynote.jp/201707130853185809/
<今日は、どんより>
雨天&気温低めなせいもあってか(今日、初めて毛糸着ちゃった)、気分が塞いでいるのを自覚。とほ。すでに日曜夜の選挙の結果を受けての厭世的キブンの先取りではないだろうけど。ブルーノート東京のあと、ちらりとプラッサオンゼに寄ったら、DEN(2011年3月26日 )が仕切るパゴージ会を参加者たちが車座になってやっている。おお、ブラジルの裏路地の飲み屋に入ったキブン? なんか、ホッとできた。って、過去も似たようなことを書いておるなあ。偶然、これをやっている日に気分転換でちょい寄りしたんだけど……。
▶︎過去の、DEN
http://43142.diarynote.jp/201103271555032719/
陣容に大きな変化はないながら、そのパフォーマンスの内容には大きく驚いた。少なくても前回はインストゥメンタル中心でショウを勧めたはずだが、今回はずっと在籍するナイジェリア人の両親を持つ英国生れのアマヨがヴォーカリストとしてもう前面に出まくり。彼のナイジェリアン・イングリッシュが映える映える。イエイ。また、バリ・サックス奏者も1曲ラテンが入った彼らの2006曲「シェ・シェ・コレ」で堂々のリード・ヴォーカルを聞かせた。あまり余計なソロ披露もなしに、バンド全体でずんずん突き進む様にはもうにっこり。アマヨとバンド員とのコール&レスポンスも効いていた。
また、打楽器も過去叩いていたアマヨが今回はステージ中央に置いてあったヴァイブラフォンを歌わないときに叩いていたのにはびっくり。マレットは左右一本づつ持ちでの演奏であったが、そこそこ様になるとともにバンド演奏に確かに風を吹き込んでいて(それ、かつてのヴァイブ入りの渋さ知らズを想起させたか)、大アリ。アマヨは鍵盤打楽器を習っていたことがあったのか。どうして、今までは用いなかったのか?
とかなんとか、今まで見た彼らの実演のなかで一番グっときた。この晩のライヴ評はミュージック・マガジン誌から依頼されているのだが、そう思えるライヴだととっても書くのが楽だよなあ。
▶過去の、アンティバラス
http://43142.diarynote.jp/200410121003440000/
http://43142.diarynote.jp/200501222327330000/
http://43142.diarynote.jp/201504281048148918/
▶過去の、黒田卓也
http://43142.diarynote.jp/201202200901013744/
http://43142.diarynote.jp/201209191239346073/
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http://43142.diarynote.jp/201609201835285184/
http://43142.diarynote.jp/201612181010384754/
http://43142.diarynote.jp/201707130853185809/
<今日は、どんより>
雨天&気温低めなせいもあってか(今日、初めて毛糸着ちゃった)、気分が塞いでいるのを自覚。とほ。すでに日曜夜の選挙の結果を受けての厭世的キブンの先取りではないだろうけど。ブルーノート東京のあと、ちらりとプラッサオンゼに寄ったら、DEN(2011年3月26日 )が仕切るパゴージ会を参加者たちが車座になってやっている。おお、ブラジルの裏路地の飲み屋に入ったキブン? なんか、ホッとできた。って、過去も似たようなことを書いておるなあ。偶然、これをやっている日に気分転換でちょい寄りしたんだけど……。
▶︎過去の、DEN
http://43142.diarynote.jp/201103271555032719/
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