デング・フィーヴァー
2014年11月26日 音楽 カンボディア人女性シンガーが成人後に米国に渡り、米国人男性たちと組んだバンドがデング・フィーヴァー(2007年10月24日)だ。その味にせよ、見た目にせよ、インパクトは大。実は直近まで彼らが来日する事も知らず、バンド名もちゃんと覚えていなかったが、その写真を見たとたん、2007年にセビーリャのWOMEXで見たときの所感がもわもわと蘇ってきたのだから、これはなにかと個性的なバンドであるのは間違いない。
2007年にぼくが見たときに得た所感は、小さなアジア女性が張りや艶やかさを持つ癖ある歌声を出し、それをロック・バンド編成のバンドがいなた〜くサポートするというもの。言葉はクメール語をもちい旋律の多くもカンボディア基準を持って来ているようであったが、ぼくはそんな彼女たちを見て、エチオピアン歌謡から得るような感興も得てしまったのだった。とにもかくにも、彼らが送る臭みや濃さはそうとうなものがあった。
青山・月見ル君思フ。初来日で、日本公演はこの晩だけらしい。まさに、満場。ヴォーカル、ギター、ベース、管楽器(テナー・サックスを中心に、ポケット・トランペットやフルートも手にする。一部はエフェクターを通す)、キーボード、ドラムという編成(顔ぶれは、少し変わったのかな?)でパフォーマンスをはじめるが、いい感じ。かつて覚えた正の所感をまんま保っており、こりゃやっぱ好バンドだとすぐに痛感。女性歌手の歌声は誘うし、バンドはアメリカ拠点らしく、ちゃんとしてもいる。ぼくは一切情報を得ていなかったので、いまだちゃんと活動をしているという事実にも驚いた。彼女たちはLAをベースとしているようだが、楽に行くのが美徳でビジネスライクなLAでよくもバンドは続いているよなとも思っちゃう。
ときに、日本のブループ・サウンズを思い出させる曲もあり、なんとなく英国ニュー・ウェイヴ期の2トーン勢の笑いの感覚と親和するような曲もあり。女性シンガーがちょいラップを繰り出したときもあり。英語曲もあり。キーボードによるオルガン音がより聞こえるときは、その音はケン・ヘンズレー/ユーライア・ヒープみたいとも思ったか。1970年あたまに相当な人気を集めたユーライ・ヒープも妙な臭みをたっぷり持つオールド・ウェイヴな英国ロック・バンドであった。
グっと来させる、見所と質を持つパフォーマンス。見た目もけっこうアトラクティヴだし、デング・フィーヴァーが日本のワイド・ショウに出たら、それなりに話題を呼ぶのではないか。
▶過去の、デング・フィーヴァー
http://43142.diarynote.jp/200711080718230000/
<今月の、悲しみ>
ずっと金髪にしていたが、ドクター・ストップならぬ美容師ストップがかかり、今月中旬にパツキンをやめた。黒毛の日本人がそれを維持するためには美容室に行くたびに2回の脱色(これが、髪の毛を傷ませる)と1回の色染めが必要となるのだが、今回脱色すると痛んだ髪の毛が切れてしまうかもと美容師から指摘されてしまった次第。確かにけっこうボロボロで、この夏の抜け毛量はハンパなかった。ずうっと金髪にしている人、髪質強いんだな〜。金髪は評判がよくて(待ち合わせしたときすぐに分る、とか)、本人も気にいっていたんだが、当分は黒基調のワタシなり。3年後ぐらいに、また期間限定でやってみようかにゃ。黒くなった髪を見ても無反応の人も少なくないが、構われたいぼくはなんかコメントを出してくれたほうがうれしい。とともに、ぼくも(よほど、失敗していると思ったとき以外は)他人にもするべきだと思った。
2007年にぼくが見たときに得た所感は、小さなアジア女性が張りや艶やかさを持つ癖ある歌声を出し、それをロック・バンド編成のバンドがいなた〜くサポートするというもの。言葉はクメール語をもちい旋律の多くもカンボディア基準を持って来ているようであったが、ぼくはそんな彼女たちを見て、エチオピアン歌謡から得るような感興も得てしまったのだった。とにもかくにも、彼らが送る臭みや濃さはそうとうなものがあった。
青山・月見ル君思フ。初来日で、日本公演はこの晩だけらしい。まさに、満場。ヴォーカル、ギター、ベース、管楽器(テナー・サックスを中心に、ポケット・トランペットやフルートも手にする。一部はエフェクターを通す)、キーボード、ドラムという編成(顔ぶれは、少し変わったのかな?)でパフォーマンスをはじめるが、いい感じ。かつて覚えた正の所感をまんま保っており、こりゃやっぱ好バンドだとすぐに痛感。女性歌手の歌声は誘うし、バンドはアメリカ拠点らしく、ちゃんとしてもいる。ぼくは一切情報を得ていなかったので、いまだちゃんと活動をしているという事実にも驚いた。彼女たちはLAをベースとしているようだが、楽に行くのが美徳でビジネスライクなLAでよくもバンドは続いているよなとも思っちゃう。
ときに、日本のブループ・サウンズを思い出させる曲もあり、なんとなく英国ニュー・ウェイヴ期の2トーン勢の笑いの感覚と親和するような曲もあり。女性シンガーがちょいラップを繰り出したときもあり。英語曲もあり。キーボードによるオルガン音がより聞こえるときは、その音はケン・ヘンズレー/ユーライア・ヒープみたいとも思ったか。1970年あたまに相当な人気を集めたユーライ・ヒープも妙な臭みをたっぷり持つオールド・ウェイヴな英国ロック・バンドであった。
グっと来させる、見所と質を持つパフォーマンス。見た目もけっこうアトラクティヴだし、デング・フィーヴァーが日本のワイド・ショウに出たら、それなりに話題を呼ぶのではないか。
▶過去の、デング・フィーヴァー
http://43142.diarynote.jp/200711080718230000/
<今月の、悲しみ>
ずっと金髪にしていたが、ドクター・ストップならぬ美容師ストップがかかり、今月中旬にパツキンをやめた。黒毛の日本人がそれを維持するためには美容室に行くたびに2回の脱色(これが、髪の毛を傷ませる)と1回の色染めが必要となるのだが、今回脱色すると痛んだ髪の毛が切れてしまうかもと美容師から指摘されてしまった次第。確かにけっこうボロボロで、この夏の抜け毛量はハンパなかった。ずうっと金髪にしている人、髪質強いんだな〜。金髪は評判がよくて(待ち合わせしたときすぐに分る、とか)、本人も気にいっていたんだが、当分は黒基調のワタシなり。3年後ぐらいに、また期間限定でやってみようかにゃ。黒くなった髪を見ても無反応の人も少なくないが、構われたいぼくはなんかコメントを出してくれたほうがうれしい。とともに、ぼくも(よほど、失敗していると思ったとき以外は)他人にもするべきだと思った。
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