バスティアン・ベイカー。トリオ・アルデマロ・ロメロ
2014年11月14日 音楽 広尾・スイス大使館大使公邸で、今日本ツアー中というスイス人シンガー・ソングライターの実演を見る。生ギターを弾きながら歌う、その手のスタンダードにあるパフォーマンスを見せる。なかなかナイス・ガイっぽい23歳の青年だが、地声はけっこうデカく、堂々。フランス語圏の育ちのようだが、英語が達者。歌詞も英語を用いる。レナード・コーエンの「ハレルヤ」もやったな。普段はバンドとともにやっているよう(アルバムもいろいろ色づけがなされている)だが、客とのやりとり、盛り上げの様は巧み。ちゃんと声がでていることもあり、爽やかだけど、10歳ぐらいは年上の表現にも聞こえるか。今年3度目の来日とかで、けっこう日本語をMCに入れたりもしていました。
その後は、南青山・ブルーノート東京(セカンド・ショウ)に行き、トリオ・アルマデオ・ロメロというベネズエラ・ボリバル人たちのトリオを見る。“トリビュート・トゥ・アルマデオ・ロメロ”というお題目が付けられた出し物、なり。アルマデオ・ロメロ(1928〜2007年)は同国の誇る広角型/革新派のバンド・リーダー/ピアニスト。彼は堂にいったラテンから洒脱なムード・ミュージック調のもの、オーケストラものからスモール・コンボによるものまで、いろんなことに手をそめ、米国にも進出していたよう。
綺麗にスーツを身につけているペドリート・ロペス(ピアノ)、グスタボ・カルシー(フレテッドの6弦電気ベースとフレットレス4弦の電気ベース)、ミゲル・デ・ビンセンソ(ドラム)というトリオの面々は見た目、かなり上品。で、すいすいという感じで重なるわけだが、腕もちゃんと立つ。ロメロ曲を取り上げていたのだと思うが、その総体はかなりジャズ。へ〜え。ラテン的躍動や臭みは強くはないが、けっこうビートはボサっぽい。ロメロはブラジル音楽要素も取り入れた人であったようだ。しかし、現在ビョーク(2001年12月5日、2008年2月22日)がプロデュースを依頼していると伝えられるアルカのようなレフト・ウィングな作り手も輩出している同国、いろいろありそう。
トリオ演奏に華をそえるように、カルメラ・ラミレスという綺麗に着飾った女性歌手が何度か出たり、入ったり。透明感のある彼女もときにジャジーな歌い方を見せた。また、1曲づつアルパ奏者の吉澤陽子(2011年6月25日)とシンガーの松田美緒(2005年7月11日、2010年4月19日、2010年10月16日、2012年6月13日、2014年2月9日、2014年6月16日)が加わる。松田とラミレスがかなり似た聞き味を持っていることに驚いた。
▶過去の、ビューク
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-12.htm
http://43142.diarynote.jp/200802230934310000/
▶過去の、吉澤
http://43142.diarynote.jp/201107081119414371/
▶過去の、松田
http://43142.diarynote.jp/200507161355250000/
http://43142.diarynote.jp/201004211621084144/
http://43142.diarynote.jp/201010191403189326/
http://43142.diarynote.jp/201206141343402196/
http://43142.diarynote.jp/?day=20140209
http://43142.diarynote.jp/?day=20140616
<今日の、大使館関連>
ブルーノート東京の前には外交官ナンバーの自動車がずらりと停まっている。うわあ、10台ぐらいあった? それ、全部ベネズエラ・ボリバル大使館の所有なのか。それとも、大使館コネクションで、他の国の大使館関連者もきていたのか? 今まで見たことがない風景で、余計なこと考えちゃったよー。
大使館と言えば、在日スイス大使館の文化・広報部長のミゲルさん(まだ、若いです)はかつてモントルー・ジャズ・フェスティヴァルにも関与していたこともあったそうだが、かなりなヴァイナル・マニアだ。渋谷のHMVに行って、子供を抱きながらエサ箱をあさっていたら、それを写真に撮られてしまい、GROOVE誌秋号の表紙になったそう。おお、あれは彼であったか。前に会ったとき、アナログ好きだったら、渋谷のJBS(驚異的にレコードが並んでいる、喫茶/バーです)に行くべきと推薦したら、さっそく行ってきたそう。そのJBSの主人もGROOVE誌の表紙に使われたことがあったらしく、カヴァー被写体同士のご対面となったよう。
その後は、南青山・ブルーノート東京(セカンド・ショウ)に行き、トリオ・アルマデオ・ロメロというベネズエラ・ボリバル人たちのトリオを見る。“トリビュート・トゥ・アルマデオ・ロメロ”というお題目が付けられた出し物、なり。アルマデオ・ロメロ(1928〜2007年)は同国の誇る広角型/革新派のバンド・リーダー/ピアニスト。彼は堂にいったラテンから洒脱なムード・ミュージック調のもの、オーケストラものからスモール・コンボによるものまで、いろんなことに手をそめ、米国にも進出していたよう。
綺麗にスーツを身につけているペドリート・ロペス(ピアノ)、グスタボ・カルシー(フレテッドの6弦電気ベースとフレットレス4弦の電気ベース)、ミゲル・デ・ビンセンソ(ドラム)というトリオの面々は見た目、かなり上品。で、すいすいという感じで重なるわけだが、腕もちゃんと立つ。ロメロ曲を取り上げていたのだと思うが、その総体はかなりジャズ。へ〜え。ラテン的躍動や臭みは強くはないが、けっこうビートはボサっぽい。ロメロはブラジル音楽要素も取り入れた人であったようだ。しかし、現在ビョーク(2001年12月5日、2008年2月22日)がプロデュースを依頼していると伝えられるアルカのようなレフト・ウィングな作り手も輩出している同国、いろいろありそう。
トリオ演奏に華をそえるように、カルメラ・ラミレスという綺麗に着飾った女性歌手が何度か出たり、入ったり。透明感のある彼女もときにジャジーな歌い方を見せた。また、1曲づつアルパ奏者の吉澤陽子(2011年6月25日)とシンガーの松田美緒(2005年7月11日、2010年4月19日、2010年10月16日、2012年6月13日、2014年2月9日、2014年6月16日)が加わる。松田とラミレスがかなり似た聞き味を持っていることに驚いた。
▶過去の、ビューク
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-12.htm
http://43142.diarynote.jp/200802230934310000/
▶過去の、吉澤
http://43142.diarynote.jp/201107081119414371/
▶過去の、松田
http://43142.diarynote.jp/200507161355250000/
http://43142.diarynote.jp/201004211621084144/
http://43142.diarynote.jp/201010191403189326/
http://43142.diarynote.jp/201206141343402196/
http://43142.diarynote.jp/?day=20140209
http://43142.diarynote.jp/?day=20140616
<今日の、大使館関連>
ブルーノート東京の前には外交官ナンバーの自動車がずらりと停まっている。うわあ、10台ぐらいあった? それ、全部ベネズエラ・ボリバル大使館の所有なのか。それとも、大使館コネクションで、他の国の大使館関連者もきていたのか? 今まで見たことがない風景で、余計なこと考えちゃったよー。
大使館と言えば、在日スイス大使館の文化・広報部長のミゲルさん(まだ、若いです)はかつてモントルー・ジャズ・フェスティヴァルにも関与していたこともあったそうだが、かなりなヴァイナル・マニアだ。渋谷のHMVに行って、子供を抱きながらエサ箱をあさっていたら、それを写真に撮られてしまい、GROOVE誌秋号の表紙になったそう。おお、あれは彼であったか。前に会ったとき、アナログ好きだったら、渋谷のJBS(驚異的にレコードが並んでいる、喫茶/バーです)に行くべきと推薦したら、さっそく行ってきたそう。そのJBSの主人もGROOVE誌の表紙に使われたことがあったらしく、カヴァー被写体同士のご対面となったよう。
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