ジェーン・バーキン”トゥゲザー・フォー・ジャパン”
2011年4月6日 音楽 入り口で募金をつのっていて、募金をすると、バーキンの写真が印刷された名刺大のカードを手渡された。Together For Japan、というバーキンの書いた字と署名も印刷されている。今回の催しに際し、日本の受け入れ側が急いで作ったようだ。
……思い立ったが、吉日。フランスの著名女優/シンガー(2007年11月20日)が自費でほいっとやってきて、チャリティーの無料コンサートを行なう。という、今回の公演に関する話を聞いたときは、クールと頷いたなあ。サルコジ大統領の原発ゴリ押し訪日に肩身が狭い思いをした人も、これにはニッコリできたようだ。まあ、彼女はもともとは英国人ではあるけれど。会場後方にはTVカメラがすらり、10台ほど並んでいた。やはりセレブ、ニュース・ヴァリューは高かったようだ。
渋谷・クラブクアトロ。日本人もいろいろ出たが、それはバーキンや関係機関と繋がりがある人たちだったのだろうか。幕間のDJは松浦俊夫がやっていたよう。最初にバーキンが出てきて軽く挨拶したあと、鶴田真由(ポエトリー・リーディング)、篠原ともえ(歌。高田漣〜2009年10月31日、他〜らがサポート)、渡邊琢磨(ピアノ、2006年4月18日、他。東北在住なのか、避難所にいると紹介されていた)、原田郁子(歌、楽器。2009年11月1日、他)と黒田育代(ダンス)と渡邊琢磨、寺島しのぶ(ポエトリー・リーディング)などが、短めに声や歌や演奏を披露。その後、日本人ミュージシャンとともに、バーキンは7曲ほど、歌を聞かせる。
その際のサポート陣は、金子飛鳥(ヴァイオリン)、中島ノブユキ(ピアノ。2005年10月21日、他)、坂口修一郎(トランペット、トロンボーン)、栗原務(ドラム)。ちゃんとリハをつんだそうで、彼らが出す音は無理なく、主役をもり立てる。本人は白いゆるめのシャツと黒のパンツ、黒いルーズな巻き方のネクタイという出で立ちだったか。
アンジェリーク・キジョー(2007年12月12日、他)も取り上げた、かつての夫セルジュ・ゲンズブール(二人の娘が、シャルロット・ゲンズブール)が作った「ささいなこと」をはじめ多くはゲンズブール曲(ジャック・ブレル曲も一つやった)で、それらはどれも過去にCDで発表しているもの。だが、それらは日本演奏陣の気のきいたサウンドと、気持ちのはいったバーキンの歌/振る舞いのため、どれもオリジナルを凌駕する輝きと訴求力を持っていたのではないだろうか。
<昨日の災難>
昨日地元で、財布をおとした。スーパーで買い物しお金を払い、レジ袋を持って、隣のドラッグストアでヴィタミン剤を買おうとしたら、ジーンズのポケットに入れた(普段バッグなどは一切携帯しないぼくは、いつもそうしています)はずのサイフがない。がーん。すぐに戻って、スーパーや歩道を探すものの、見当たらない。え、え、え? こんな狭い範囲で、短い間なのに、一体どうして……? すぐに、近くの交番に届けを出したあとが大変にして、またへこむ。運転免許証、キャッシュカード、複数のクレジットカード、健康保険証など、まじ一式はいっている。大急ぎでカードのたぐいをとめる。銀行に行ったあとでけっこうお金を入れていたが、カード/証明証のたぐいだけでも戻ってくればと願う。が、その後どこからも連絡はなし。電気屋のポイントやパスモなんて、どーでもいい。IDが悪用されないことを祈る。
そして、一夜あけた今日、10時前から近くの銀行に行って、キャッシュカードの再発行の手続きしたり(届け出印が見当たらず、新たに登録しなければならなかった)。また、鮫洲の運転試験場に行って、免許証を即日再発行してもらったり。痛いのは、印鑑を変えたので、登録が済むまで通帳でもお金を下ろすことも出来ないこと。えーん。もー、すごい手間と時間のロス。あーなんてぼかぁ杜撰なんだと、痛感しまくり。でも、変わろうと思っても変われないはずで(と、いいつつ、財布を落とすことはなかったんだけどねー)、そうなったとき一番楽な対応が可能なようにしておくべきか。とともに、やっぱ、3.11以降、どこか自分の中にほころびがでてきているのかとも思い、弱気になる。
とはいえ、そういう災難にあったからこそ、人の情にも触れる。まず、鮫洲に向かう電車のなかで偶然知己と会い、事の顛末を伝えると、彼は財布のなかにあった1万強のお札をすべて当座の入り用に使ってとさっと差し出てくれた。涙。そのなかの一部は今日の募金にまわさせていただきました。そして、クアトロ内で会った先輩は、実演終了後にたんまり飲ませてくれる。ありがたやー。周りの人に、改めて感謝……。
……思い立ったが、吉日。フランスの著名女優/シンガー(2007年11月20日)が自費でほいっとやってきて、チャリティーの無料コンサートを行なう。という、今回の公演に関する話を聞いたときは、クールと頷いたなあ。サルコジ大統領の原発ゴリ押し訪日に肩身が狭い思いをした人も、これにはニッコリできたようだ。まあ、彼女はもともとは英国人ではあるけれど。会場後方にはTVカメラがすらり、10台ほど並んでいた。やはりセレブ、ニュース・ヴァリューは高かったようだ。
渋谷・クラブクアトロ。日本人もいろいろ出たが、それはバーキンや関係機関と繋がりがある人たちだったのだろうか。幕間のDJは松浦俊夫がやっていたよう。最初にバーキンが出てきて軽く挨拶したあと、鶴田真由(ポエトリー・リーディング)、篠原ともえ(歌。高田漣〜2009年10月31日、他〜らがサポート)、渡邊琢磨(ピアノ、2006年4月18日、他。東北在住なのか、避難所にいると紹介されていた)、原田郁子(歌、楽器。2009年11月1日、他)と黒田育代(ダンス)と渡邊琢磨、寺島しのぶ(ポエトリー・リーディング)などが、短めに声や歌や演奏を披露。その後、日本人ミュージシャンとともに、バーキンは7曲ほど、歌を聞かせる。
その際のサポート陣は、金子飛鳥(ヴァイオリン)、中島ノブユキ(ピアノ。2005年10月21日、他)、坂口修一郎(トランペット、トロンボーン)、栗原務(ドラム)。ちゃんとリハをつんだそうで、彼らが出す音は無理なく、主役をもり立てる。本人は白いゆるめのシャツと黒のパンツ、黒いルーズな巻き方のネクタイという出で立ちだったか。
アンジェリーク・キジョー(2007年12月12日、他)も取り上げた、かつての夫セルジュ・ゲンズブール(二人の娘が、シャルロット・ゲンズブール)が作った「ささいなこと」をはじめ多くはゲンズブール曲(ジャック・ブレル曲も一つやった)で、それらはどれも過去にCDで発表しているもの。だが、それらは日本演奏陣の気のきいたサウンドと、気持ちのはいったバーキンの歌/振る舞いのため、どれもオリジナルを凌駕する輝きと訴求力を持っていたのではないだろうか。
<昨日の災難>
昨日地元で、財布をおとした。スーパーで買い物しお金を払い、レジ袋を持って、隣のドラッグストアでヴィタミン剤を買おうとしたら、ジーンズのポケットに入れた(普段バッグなどは一切携帯しないぼくは、いつもそうしています)はずのサイフがない。がーん。すぐに戻って、スーパーや歩道を探すものの、見当たらない。え、え、え? こんな狭い範囲で、短い間なのに、一体どうして……? すぐに、近くの交番に届けを出したあとが大変にして、またへこむ。運転免許証、キャッシュカード、複数のクレジットカード、健康保険証など、まじ一式はいっている。大急ぎでカードのたぐいをとめる。銀行に行ったあとでけっこうお金を入れていたが、カード/証明証のたぐいだけでも戻ってくればと願う。が、その後どこからも連絡はなし。電気屋のポイントやパスモなんて、どーでもいい。IDが悪用されないことを祈る。
そして、一夜あけた今日、10時前から近くの銀行に行って、キャッシュカードの再発行の手続きしたり(届け出印が見当たらず、新たに登録しなければならなかった)。また、鮫洲の運転試験場に行って、免許証を即日再発行してもらったり。痛いのは、印鑑を変えたので、登録が済むまで通帳でもお金を下ろすことも出来ないこと。えーん。もー、すごい手間と時間のロス。あーなんてぼかぁ杜撰なんだと、痛感しまくり。でも、変わろうと思っても変われないはずで(と、いいつつ、財布を落とすことはなかったんだけどねー)、そうなったとき一番楽な対応が可能なようにしておくべきか。とともに、やっぱ、3.11以降、どこか自分の中にほころびがでてきているのかとも思い、弱気になる。
とはいえ、そういう災難にあったからこそ、人の情にも触れる。まず、鮫洲に向かう電車のなかで偶然知己と会い、事の顛末を伝えると、彼は財布のなかにあった1万強のお札をすべて当座の入り用に使ってとさっと差し出てくれた。涙。そのなかの一部は今日の募金にまわさせていただきました。そして、クアトロ内で会った先輩は、実演終了後にたんまり飲ませてくれる。ありがたやー。周りの人に、改めて感謝……。
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